脱力系お仕事コメディ「無能の鷹」。
2024年10月からドラマ化されていますが、原作ははんざき朝未さんの漫画です。
こちらのブログではその原作漫画をご紹介していきます！
・漫画「無能の鷹」5巻のネタバレあらすじ＆感想
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漫画「無能の鷹」5巻ネタバレあらすじ
第17話 鷹野と雑談
社内チャットの雑談ルームで、自分が書き込むと雑談が終わってしまうことに悩む鶸田（ひわだ）。
その横で鷹野はマインスイーパをやっていた。
マインスイーパはwindowsにプリインストールされていたパズルゲームで、
地雷を踏まないようにマス目をあけていくのだが、
鷹野はもちろん雑に地雷を踏みまくっていた。
それを見ながら、雑談はマインスイーパに似ている。
地雷を踏まないように探りながら雑談をすればいいのだ、と思う鶸田。
二人は取引先との面談に行く。
先方の担当者は、最近転職してきたばかりの新しい人だった。
どうやら「転職」というワードが地雷のような感じがした鶸田だったが、
鷹野はお構いなしに転職の話題に持っていく。
とうとう担当者が転職理由を話すハメになる。
実は前の会社で失言をしてしまい、それが原因で会社に居づらくなり退職したのだった。
しかし、何も気にせず失言をしていく鷹野を見ていると、
自分のことがマシに思えるようになってきた。
場もほぐれ、なんとなく会話も弾み、
「雑談はマインスイーパではない、ほどよく雑でいいんだ」と気持ちを楽にする鶸田だった。
「マインスイーパ」は「マインスイーパー」って呼バレることが多いと思いますが、
漫画では「スイーパ」になっていたのでそのように記載しています。
第18話 鷹野と壊れたPC
IT音痴の朱雀（すざく）部長、
パソコンのアップデート中に電源を切ったり、コンセントを抜いたりしているうちに、
「修復に失敗しました」の青い画面になってしまった。
あいにくこの日は開発部を含め、多くの社員が出払っていて、
そこにいるのは、同じように画面を青くしている鷹野だけだった。
仕方なく、開発部の白鳥に電話して対応を聞こうとする朱雀部長だったが、
自分で電話したくないため、鷹野に電話させる。
しかし、鷹野に渡した電話番号は、「スナックしらとり」のものだった。
電話に出たのはスナックしらとりのママ、
朱雀→鷹野の伝言ゲームで中途半端になり、
恋愛相談だと思われてしまった。
PCについて聞く朱雀、
すべて恋愛のことだと思って答えるママ。
それを伝言する鷹野。
トンチンカンなやりとりが続きながらも、
奇跡的にパソコンが復活。
白鳥のアドバイスを活かして（本当はスナックのママだが）、
もっとITを、パソコンを愛していこうと思う朱雀部長だった。
第19話 鷹野と就活生
雉谷（きじたに）のいとこの国男（くにお）が雉谷の会社に会社訪問に来た。
国男は就活生だが、大手の会社志望で一社を残して全滅しており、
叔母から雉谷の会社に興味を持つようなら採用試験を受けるように促して欲しいと頼まれていた。
「後輩になったらめんどくさいタイプだ」と思った雉谷は、
国男が興味を持たないように悪口をいいながら社内を案内していく。
そんな中、鷹野の発言を聞き、
鷹野はかつて大手の企業で仕事していた人だと思ってしまう。
たいしたこと言っていないのに、
その文言とオーラで仕事ができる人だと思ってしまう国男。
そして、こんな小さな会社でも鷹野のように地に足をつけて仕事をしている優秀な人もいる、と思う。
雉谷に「鷹野さんより仕事ができるの？」と聞くと、
「当たり前じゃん！」と答えられた。
鷹野さんより仕事ができる雉谷、より自分は頭がいいと思う。
じゃあ、俺はやっぱりビッグな人間なんだ！日本の一企業で収まるような人間ではない、
海外で起業を目指す！！
鷹野のおかげで、
国男は無事に（ムダに）ポジティブになって会社を去って行った・・・。
第20話 鷹野とハッタリ就活生
劇団で活躍する鷺沼（さぎぬま）真弓は、
大手劇団からのオファーを断って就活することにした。
就活はオーディションのようなもの、と思い。
そこに挑戦してみたくなったのだ。
一方、ITコンサルティング・タロンでは、
新卒採用の採用試験についてのミーティングが行われていた。
もちろん、鷹野のような見かけ倒しに引っかからないようにするための対策会議でもあるのだが、
その会議になぜか鷹野も参加しているため、なかなか議論が進まない。
とりあえず、「ハッタリには気をつけよう」ということで話は締めくくられた。
真弓の就活は順調だった。
目の前のオーディエンスを楽しませる、という意識で、会社の望む人物を演じていく。
ただ、物足りなさも感じていた。
その真弓がタロンの面接を受けに来た。
朱雀たちの方針は「鷹野と逆の、出来なさそうな人」を選ぶ、というもの。
真弓はとても印象が良かったので、出来そうな人ではあるが手放すのも惜しいと言うことで最終面接に残った。
最終面接には鷹野も参加。
鷹野とフィーリングが合えば落とす、という基準にしたのだ。
そうとは知らず、鷹野をキーパーソンとふんで鷹野に合わせようとする真弓。
そのため最初はダメそうだったが、
演じているだけだったので嘘をついていた箇所があり、しどろもどろになっていく。
それでもなんとかごまかそうとしている様子に、
「鷹野とは違うから大丈夫だ」と判断され、無事に内定が出た。
今までになく就活生の役を演じられず失敗したのに、
どうして内定が出たのか真弓にはその理由が分からないままだった・・・。
おまけ「鷹野氏の憂鬱」
3ページのオマケ漫画。
動画を観ることに飽きてきた鷹野。気分転換に少し仕事をしたら無事にまた動画を観たくなった。
漫画「無能の鷹」5巻ネタバレ感想
マインスイーパー、めっちゃなつかしかったです。
私も一時期ハマってよくやっていました（笑）。
ああいう単純なパズルって、延々とやってしまいますよね。
まったくクリア出来ていないのにクリア出来たと思っているのが鷹野だなあ・・・という感じです。
朱雀部長みたいな人も、実際に会社にまだまだいるんじゃないかな、と思いました。
パソコンの電源を落とすのに、電源ボタンを押してしまう人、困ったらコンセントを引っこ抜いてしまう人。
それでも、前向きに頑張ろう、という気持ちになれたのはやっぱり鷹野のおかげですね（笑）。
雉谷のいとこの国男も、就活生の真弓も、私はあまり好きなタイプではないのですが、
今までに出てこなかったタイプのキャラクターで、
またまた鷹野の影響を受けています。
どんなタイプにもナチュラルに勘違いさせる鷹野、
実はやっぱり大物なのでは・・・という気にもなってきます。
絶対に違いますがｗ
自分の働いている会社が、大手町の近くにあるから大手だと思っている鷹野。
パリッとした格好をして大手の会社で社員証をピッってしている、
完璧に自分の夢を叶えているんですね。本当に幸せでいいなあ・・・と思いました。
なんか、鷹野を見ていると「幸せって自分で決めるんだな」と、ちょっと哲学的なことも思ってしまいますｗ
漫画「無能の鷹」が読める漫画サイトはどこ？
| 漫画サイト | 無料分 | 備考 |
|---|---|---|
| ブックライブ | 単話9話分無料 | 初回登録で1冊50％OFFクーポン |
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無料分は10月19日までというところがほとんどなので気になる方はお早めに！
漫画「無能の鷹」とは
作者：はんざき朝未（はんざきあさみ）
出版社：講談社
掲載誌：Kiss（2024年11月号で掲載終了）
単行本：全8巻
はんざき朝未さんのデビュー後第1作で、
最初は読み切りとして描かれた作品、
ITコンサル会社の新人社員で、有能そうに見えるが無能な鷹野と、
無能そうに見えるが有能な鶸田がお互いをカバーしながら（鷹野にその自覚はないが）、
仕事相手との会話のすれ違いを生みながら、
なぜか上手くいっていく・・・という脱力系お仕事コメディ。
ドラマ「無能の鷹」
2024年10月11日（金）23：15～
テレビ朝日系列の金曜ナイトドラマとしてスタート
主人公の鷹野には菜々緒さんが抜擢され、
原作者やファンからも「イメージピッタリ」と言われている。
鶸田には塩野瑛久さん。
まとめ
「無能の鷹」第5巻でも鷹野は鷹野。
絶対にいない人ですが、
鷹野の周りにいるのが「こういう人いそうだよね～」という人ばかりなので、
その絡み合いが面白いんですよね。
今回も自分の思ったままの言動を取る鷹野に、
周りの人が救われていきます。
まあ、今回は、就活生が読んでもなんの参考にもならないと思いますけどね（笑）。
肩肘張らずに読めて、元気がもらえる漫画なのでおすすめです！
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